【夏休み大作戦・先住民技術習得編】火おこしとチャコールディギングを使った木のスプーン作り

ゆきぼん

2017年08月16日 19:34

【夏休み大作戦・先住民技術習得編】火おこしとチャコールディギングを使った木のスプーン作り

今年夏の目玉のイベントの報告です!
7月29日、暑い暑い夏休み!!
アツイからこそあえて取り組んだ野外での火おこし~木のスプーン作り!
敢て危険を伴う火とナイフを使ったワークショップに親子で参加することで、
忘れられない夏の思い出になったのではないでしょうか!




講師は南さつま市の市民工房「ダイナミックラボ」代表理事のテンダー(小崎悠太)さん!
テンダーさんの実演して下さった火のおこし方は約3万年前のキリモミ式発火法なんです!!!

手の中から火が生まれる様を目の当たりにして、子どもたちは驚いた様子でした。
火をおこすことがどんなに大変で、また火を使うことによってどれだけ生活が豊かになるか。
また逆に火を使うことの危険性も体験できました。

生活が便利になりすぎた現代、火を扱うことが生活の中になくなってきました。
一昔前は鉛筆もナイフで削り、道具を使っていろいろなおもちゃも作り出していたこどもたち。
それさえもなくなり、生活の中の経験も圧倒的に減っていると思います。

学校や集団ではもちろん、親でさえも「危険だから」と遠ざけているのではないでしょうか。
そんな経験をあえてさせたくてやりました!





火おこしで起きた火種を薪にうつして、ご飯を炊きました。
そしてそこで出来た炭でスプーンのくぼみを作りました。




最後にみんなでカレーを食べました。
もちろん、2時間のワークショップの時間内ではスプーンは仕上がりませんでしたが、
今後も家族でのバーベキューやキャンプの度にまた削ってみてくださいね!

君の成長と共にスプーンも形を変えていくよ。
親子でスプーンを育ててください。


我が娘は、この経験から、災害時身近なもので火が起こせる方法を自由研究の課題にしましたよ!



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