2016年06月21日
子育て応援講座 ~ 松居友 講演会~報告
2016年6月15日に開催されました「子育て応援講座~松居友 講演会」の報告です。
松居友さんといえば、福音館書店の初代編集長松居直氏を父に持つ、絵本の世界では大変著名な方であります。
そんな先生が、通り道にふらっと寄って講演して下さるKADANって凄いな~!!と我ながら驚いております!!
これも日頃からお世話になっております、小さな絵本美術館のアルモニさんとのご縁のおかげです。
さて、会長個人としましては実に16年ぶりに松居友先生のお話を伺いました。
講題は「絵本は愛の体験です」という事でしたが、ついつい絵本の読み聞かせ講座というと親と子の読み聞かせ体験と思いがちですが、あれからフィリピンに渡り帰ってこられた先生のお話は、私の持っていた絵本の価値観とは全く違ったものでした。

松居友先生の設立された「ミンダナオ子ども図書館」は、地域の村に入って絵本の読み聞かせや就学支援、医療支援、保育所建設、寄宿舎、下宿小屋の運営、避難民救援活動、植林活動を行っています。
現地のわずかに残された美しい自然と失われていく自然(外からやってくるものによって破壊されていく)
親を戦闘や病気で亡くしひとりぼっちになっているこどもたち、それでもなお、みんなで支え合い生かされる喜びを味わう笑顔。
政府軍と反政府勢力のとの紛争が絶えない地域で体験した記録の写真とともに、子どもたちの様子、まちの様子を伝えて下さいました。
その悲惨な環境は、先進国が資源を奪い合った結果です。
日本もそれに荷担しています。しかしその日本の現状はどうでしょう。
輝きを失い自分を表現することもできず引きこもり自ら命を絶とうとする子どもたちが居る中で、ミンダナオの子どもたちは表現力豊かで引き込まず明るく感謝に満ちています。その差はいったいなんでしょう。

先生はそこに、みんなで支え合うコミュニティの形成を指摘されました。
まずは友達になろう。そして支え合おう。
喜入子育てコミュニティKADANも子育て応援!ということで活動していますが、先生のお話を聞いてもっとグローバルな視点で子育てを考えていかなければならない時代にきたのかな?と感じました。
確かに両親健康でそろっている。でも会話もなく、もしかしたら忙しすぎてお互いに顔を合わせる暇もない生活をしていないかな?
それでなくても格差は広がり、貧困家庭も増加傾向にあるのも事実です。
「子育てのまち喜入」からさらに「子育ちのまち喜入」へ。

松居友先生の「日本の子どもたち・社会に伝えたいメッセージ」がよりたくさんの方々に広がりますように。
今回の講演には、地域で子育て支援に携わっている大人なの参加が多かったのですが、子どもたちにも聞いてもらいたい内容でした。
どこかでご縁があったら是非聞いてみて下さいね。
松居友さんといえば、福音館書店の初代編集長松居直氏を父に持つ、絵本の世界では大変著名な方であります。
そんな先生が、通り道にふらっと寄って講演して下さるKADANって凄いな~!!と我ながら驚いております!!
これも日頃からお世話になっております、小さな絵本美術館のアルモニさんとのご縁のおかげです。
さて、会長個人としましては実に16年ぶりに松居友先生のお話を伺いました。
講題は「絵本は愛の体験です」という事でしたが、ついつい絵本の読み聞かせ講座というと親と子の読み聞かせ体験と思いがちですが、あれからフィリピンに渡り帰ってこられた先生のお話は、私の持っていた絵本の価値観とは全く違ったものでした。

松居友先生の設立された「ミンダナオ子ども図書館」は、地域の村に入って絵本の読み聞かせや就学支援、医療支援、保育所建設、寄宿舎、下宿小屋の運営、避難民救援活動、植林活動を行っています。
現地のわずかに残された美しい自然と失われていく自然(外からやってくるものによって破壊されていく)
親を戦闘や病気で亡くしひとりぼっちになっているこどもたち、それでもなお、みんなで支え合い生かされる喜びを味わう笑顔。
政府軍と反政府勢力のとの紛争が絶えない地域で体験した記録の写真とともに、子どもたちの様子、まちの様子を伝えて下さいました。
その悲惨な環境は、先進国が資源を奪い合った結果です。
日本もそれに荷担しています。しかしその日本の現状はどうでしょう。
輝きを失い自分を表現することもできず引きこもり自ら命を絶とうとする子どもたちが居る中で、ミンダナオの子どもたちは表現力豊かで引き込まず明るく感謝に満ちています。その差はいったいなんでしょう。

先生はそこに、みんなで支え合うコミュニティの形成を指摘されました。
まずは友達になろう。そして支え合おう。
喜入子育てコミュニティKADANも子育て応援!ということで活動していますが、先生のお話を聞いてもっとグローバルな視点で子育てを考えていかなければならない時代にきたのかな?と感じました。
確かに両親健康でそろっている。でも会話もなく、もしかしたら忙しすぎてお互いに顔を合わせる暇もない生活をしていないかな?
それでなくても格差は広がり、貧困家庭も増加傾向にあるのも事実です。
「子育てのまち喜入」からさらに「子育ちのまち喜入」へ。

松居友先生の「日本の子どもたち・社会に伝えたいメッセージ」がよりたくさんの方々に広がりますように。
今回の講演には、地域で子育て支援に携わっている大人なの参加が多かったのですが、子どもたちにも聞いてもらいたい内容でした。
どこかでご縁があったら是非聞いてみて下さいね。
バードウォッチング・ワークショップ
2019年の思い
紙芝居プロジェクト「みずがきた~仮屋崎トンネル用水~」
【活動報告】KADANマルシェvol.5
KADANマルシェ vol.5
【活動報告】トラクター運転(焚き火&焼き芋)ワークショップ
2019年の思い
紙芝居プロジェクト「みずがきた~仮屋崎トンネル用水~」
【活動報告】KADANマルシェvol.5
KADANマルシェ vol.5
【活動報告】トラクター運転(焚き火&焼き芋)ワークショップ